案ずるより産むが易し
誰でも心配事はありますよね
案ずるより産むが易しということわざは、何事でも始めるまではあれこれ心配するものだが実際にやってみると案外すんなりできるものだという意味。取り越し苦労を慰める言葉でもあります。
「私の心配事はそんなことわざ一つで解消できるほど簡単なものじゃない!」そう言って、ぷいっとそっぽを向いてしまう人もいるかもしれません。
心配事の80%は実際には起こらない、またおきてしまう20%のうち80%は順序立てて整理し、準備を整えて、対応すれば解決する。
つまり心配に値する本当の心配事は、全体の4%しかない。100の心配事のうち実際に大事になるものは、たった四つしかないと言うのです。
人がコントロールできるのは過去でも未来でもありません、出来るとすればそれは今。今できることに意識を集中し今できる具体策を講じること。
それが不安を解消する一番の早道だということかもしれません。それでもあなたは、取り越し苦労をしますか?
ストレスを感じたときに思い出したいこと
こだわりや執着が強くなればなるほど周りの人との衝突や悩みが多くなります。また人との競い争いは、周囲と衝突し周りの人から足元をすくわれたり攻撃されたりします。
周りと衝突するだけではありません考え方や心が頑なだと心も折れやすくなります。だから水のように柔軟でありなさいというのが孟子の教え。
ストレスの多い現代社会では特に跳ね返す力ではなく、しなやかに受け止め、時に受け流す力が必要とされます。
現代というストレスの多い時代には、そんな能力こそが求められているということ。
なぜよく眠れたり眠れなかったりするのか
日本人の約20%に当たる2400万人が睡眠障害に苦しんでいるといいます。原因は主に昼夜逆転の生活のせい、夕方から夜中にかけて強い光を長時間浴び続けると体内時計のリズムが、崩れてしまうと言います。
夜中にコンビニに行ったり、テレビゲームをしたり、寝ながらスマホをいじるなどして強い光を浴びることは眠りを大いに妨げているということです。
そもそも他の多くの動物は、仮眠程度で OK なのに、なぜ人間だけが毎日しっかり睡眠をとる必要があるのか?それは他の動物とは比べ物にならないくらい発達した脳を休ませるためだと言われています。
脳は起きている限り休息することは不可。能睡眠は脳を深く眠らせて疲労回復させる大切な役目を担っています。睡眠は脳のメンテナンスのために不可欠なのです。脳が深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌されることが分かっています。
成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促して皮膚や筋肉骨を成長させ日中の活動で傷ついた筋肉や内臓などを効率よく修復する働きがあります。しかも眠ることで脳に蓄積された感情や記憶は整理整頓されます。
徹夜で仕事や勉強をしても案外効率が悪いのは脳の整理整頓の機会を奪っているからだとも言えます。
では、どうすれば快適な眠りを獲得するがすることができるのか?まずは眠りに入る前の時間帯にパソコンやスマホなど強い光を発するものから遠ざかること、それらの画面から出るブルーライトは睡眠誘発ホルモンであるメラトニンの分泌を抑える性質があるので入眠を妨げてしまうからです。
そして目覚めの良い朝を迎えるためには90分の倍数の睡眠を心がけることが重要です。睡眠は浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)の繰り返しですが、一つのサイクルは約90分ですから90分の倍数で深い眠りと浅い眠りから自然に目を覚ますことができるので、目覚めもいいし一日を快適に過ごせます。
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