ポジティブな性格になる方法

ラベリング効果

あなたはこういう人ですよとラベルを貼られると相手はそのラベル通りの性格になったり、行動をしてしまいがちになるというもの。

例えば血液型、性格診断が、当たっているように思えるのはまさにこの効果が働くから。

A型の人が血液型の本で、几帳面という記述を読んで、それに納得してしまう。ラベル付けされるとつい意識してそれに合った行動をとるようになります。

すると自分がそのような行動をしたという事実によってますます自分はA型気質なんだと思い込むようになるのです。自分で自分をA型気質にしていくわけです

ラベリング効果を活用すれば短所を長所にすることもできます。

長所と短所は、隣り合わせ

自分で短所だと思っていることも見方を変えれば長所にもなります。

(神経質→細かいことに気が付く）

(暗い無口→口が堅い)

(おしゃべり→話し上手、ムードメーカー)

(せっかち短気→早い、てきぱきしている)

(優柔不断→周りに合わせられる)

(融通が利かない、空気が読めない→マイペース、自分らしさを大切にする)

(感情的、ナイーブ→感情が豊か)

(一貫性がない→柔軟)

(小ずるい→大雑把)

(ケチ→倹約家)

こんな風にどんなことでもポジティブに捉えれば短所となるものがどんどんなくなっていきます。

集中力がないと自分で感じていた部分も、さまざまなことに興味が持てるとか、一つのことにこだわらないという風に捉えると、決して悪いことでもなくなるのです。

自分に貼っているラベルを張り替えて自分の性格をポジティブに捉えられるようになれば自己肯定感が増して前向きになれます。

是非短所を長所に言い換える技を身につけたいもの。そして周りで自分のことをネガティブに捉えてばかりいる人を見かけたらその短所を、長所に言い換えてあげましょう。

私たちが服を買う時、思ったより良くなかった、もっと安く買えたかも、他の服の方が良かったな、などと思うことがよくあります。

服選びに限らず仕事というのは、ある意味決断の連続です。その度に、あぁあっちにしておけばよかった失敗したなと後悔していては、神経はすり減るばかり。精神衛生上よろしくないことは明らかです。

自分の決断に自信が持てなくてくよくよしてしたり、モヤモヤしたものが取れない場合は、洗面所へ行ってしっかり手を洗えばいいのです！

石鹸の泡と一緒にモヤモヤも、下水溝に流れていってくれます！

何かの意思決定を行った後に手を洗うと自分の決断に自信が持てるようになることが証明されています。

神道では、心を清めるために「みそぎ」と称して滝行などを行うことがあります。神社やお寺でも拝む前に手と口を清めます。

なんとなく心身ともに清められて、気持ちが改気がするものです。そうした風習は、単なる儀式というだけではなく、私たちの思考や意識に実質的な変化をもたらしてくれるのですね。

それと同じような効果が、洗面所で手を洗うという行為でも得られるということ。もし、自分のした決断に迷いを覚えた時は、一度試してください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。